映画プロデューサーの石井朋彦さんによる著書『自分を捨てる仕事術 鈴木敏夫が教えた「真似」と「整理整頓」のメソッド』が8月25日に発売されます。
石井さんは、スタジオジブリの元社員で、現在はProduction I.G所属、株式会社 STEVE N’ STEVENの取締役を務めています。
石井さんがスタジオジブリに入社したのは、1999年。高畑勲監督の『ホーホケキョ となりの山田くん』で制作を経験した後、宮崎駿監督の『千と千尋の神隠し』よりプロデューサー補として携わり、『ゲド戦記』では制作を担当。その他、短編・CM制作を手掛けています。
2006年よりProduction I.G に所属。当時、押井守監督には作品を相談するプロデューサーがいなかったことから、「押井守のとこ行っちゃえー」と鈴木敏夫から送り込まれる形で移籍。押井守監督作品『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』や、神山健治監督の『東のエデン』などをプロデュース。2011年より、神山健治がCEOを務める株式会社 STEVE N’ STEVENに取締役として出向。STEVE N’ STEVENは現在、宮崎駿監督の最新作『毛虫のボロ』の制作にも携わっています。
今では、名プロデューサーとなった石井朋彦さんが記した初の著書とは、いったいどんなものでしょうか。
「3年間、自分を捨ててオレの真似だけしてろ! どうしても真似できなかったところが君の個性だから」スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーが、若き日の石井さんに教えた、会話術、文章術、人身掌握術、トラブル対応ほか、具体的方法論のすべて。
「自分のなかには何もない。何かあるとしたら、それは外、つまり他人のなかである」という真実を、強い筆力で伝える1冊が発売となります。
『自分を捨てる仕事術 鈴木敏夫が教えた「真似」と「整理整頓」のメソッド』目次
・他人の意見だけノートに取る
・怒りを10段階にコントロールする
・人の特技を言語化する
・「悪い人」をそばにおかない
・自分のために謝るな
・会議は席順が命
・自分にこだわるとスランプにはまる
・人の力をどんどん借りる
・情報を正確に伝えるだけで問題は解決する
自分を捨てる仕事術 鈴木敏夫が教えた「真似」と「整理整頓」のメソッド 発売日:2016年8月25日(木) 価格:1620円(税込) |