ジブリパーク2022年秋のオープンを目指して愛知県が整備を進めるジブリパーク計画で、スタジオジブリと中日新聞社は、管理運営を担う新会社「株式会社ジブリパーク」を共同で設立しました。
愛知県長久手市の愛・地球博記念公園内に整備されるジブリパークの運営やグッズの企画販売を手掛け、地域の新たな観光文化拠点を支えます。



名古屋市内で開かれた創立総会で、新会社の社長となった中日新聞の大島宇一郎社長は「素晴らしいパークをみなさんに存分に楽しんでいただき、ジブリの世界観を体験していただけるよう準備をしていく」とあいさつ。副社長となるジブリの中島清文社長は「現在スタジオジブリで実施設計を精力的に行っている。管理運営会社がこういう形で設立されたのは非常にうれしく思っている」と述べました。

新会社はジブリパークの管理運営のほか関連グッズの製造販売や展示物の企画制作、レストランやカフェの運営を行ないます。

ジブリパーク ロゴ

総会後には、会社のロゴマークも発表。宮崎駿監督のデザインをベースに鈴木敏夫プロデューサーが制作したパークのロゴに、『もののけ姫』に登場するキャラクター「コダマ」などが加えられたものがお披露目されました。

設計中のジブリパークは、スタジオジブリ作品の世界観を再現した新しい公園として、2022年秋と23年の2段階で5つのエリアのオープンが予定されています。現在、第1期のオープンに向けて宮崎吾朗監督が携わっており、第2期オープンには宮崎駿監督が参加の予定となっています。