文春ジブリ文庫より、4月10日に『ジブリの教科書9 耳をすませば』と『シネマコミック9 耳をすませば』が発売されました。ジブリの天才アニメーター・近藤喜文さんが、唯一長編アニメーションの監督を務めた作品です。
ジブリの教科書では、近藤さんのインタビューはもちろん、制作スタッフの新規インタビューも収録されています。
『ジブリの教科書9 耳をすませば』
1995年に公開され、邦画ナンバーワンヒットとなった“耳をすませば”は、信州の山小屋で宮崎駿が手にした漫画誌がきっかけだった。
監督にはジブリの実力派アニメーター・近藤喜文を抜擢。
青春映画の金字塔と称される作品の魅力を、芥川賞作家・朝吹真理子を筆頭に、ミステリ作家の乙一や、劇作家やポーランド人アニメーターまで多彩な執筆陣が読み解きます。
『シネマコミック9 耳をすませば』
読書好きの中学三年生・月島雫は図書館で自分が借りる本の貸出カードに、いつも「天沢聖司」の名前があることに気付く。
やがて雫は同学年の「第一印象最悪」の少年が天沢聖司であることを知るが、夢に向かってまっすぐ歩む聖司に次第に惹かれていく。
爽やかな感動に包まれる青春アニメがオリジナル編集で鮮やかに甦りました。