才田俊次と『セロ弾きのゴーシュ』展高畑勲監督の『セロ弾きのゴーシュ』上映会と、宮沢賢治の原作朗読&チェロの生演奏が東京のミニシアター「チュプキ」で開催されます。
高畑勲監督が原作に忠実に、少数精鋭のスタッフによって宮沢賢治の世界を描いた名作アニメーションで、ベートーベンの交響曲「田園」に合わせて繰り広げれるダイナミックな映像は圧巻です。



今から94年前の12月、宮沢賢治はチェロを抱えて上京し、新交響楽団(現NHK交響楽団)の学士からチェロを習っています。その時「3日でチェロを演奏できるようになりたい」と言ったそうです。
また賢治は練習熱心で夜中まで周囲にチェロの音が聞こえていたと言われています。
「セロ弾きのゴーシュ」にはそんな賢治自身の姿が反映されているのかもしれません。

『セロ弾きのゴーシュ』朗読・チェロ生演奏と映画上映会
日程:2020年10月29日(木)、30日(金)、31日(土) 
時間:受付 19:15、開演 19:30
料金:大人3,000円、中学生以下2,000円、介助者1,500円
定員:各回12名

第一部:朗読とチェロ演奏
・宮沢賢治原作「セロ弾きのゴーシュ」
・朗読:ものがたりグループ☆ポランの会
彩木 香里、小寺 麻未
(ゴーシュ)
鈴木太二(10月29日)
山本将弘(10月30日)
石神哲朗(10月31日)
・チェロ演奏:芦沢 健介

第二部:映画『セロ弾きのゴーシュ』上映
終演:21時30分(予定)