2002年より『東京国際アニメフェア』の一環として始まった『東京アニメアワード』が、今年からアニメーション作品の振興を目的とした国際アニメーション映画祭『東京アニメアワードフェスティバル2014』(会期:3月20日~23日)として新たに生まれ変わる。このほど「アニメ オブ ザ イヤー部門」のノミネート作品が発表され、豊作の1年を印象づける作品が並んだ。



劇場映画部門のノミネート作品には、2013年年間映画興行ランキング1位、興業収入120億円突破、アカデミー賞長編アニメ映画賞にもノミネートされた宮崎駿監督の『風立ちぬ』(2013年7月20日公開)、カルト的な人気を誇る『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズ第3部の庵野秀明監督による『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』(2012年11月17日公開)と、アニメ界を牽引する大御所監督の作品がそろい踏み。

「アニメオブザイヤー部門」は、この1年間に日本国内で上映・放送された全作品を対象に、多くのファンを魅了し、かつ、現在のアニメーションの技術・独創性・商業性・ストーリー性などで業界にも多大な影響を与え、後世に受け継がれるべきと判断された作品、ならびに個人を表彰。

【テレビ部門】グランプリ(1作品)/優秀賞(1作品)
【劇場映画部門】グランプリ(1作品)/優秀賞(1作品)
【個人部門】脚本・オリジナル原作賞/監督賞/キャラクターデザイン・メカデザイン賞/アニメーター賞/美術監督賞/声優賞/音楽賞(以上7賞)。
さらに、WEB上の一般投票により最も投票数の多かった作品に【アニメファン賞】が贈られる。

各受賞作品は、今月22日に東京ビッグサイトにて行われる授賞式にて発表される。