ジブリの絶版ガイドブック

以前、「ジブリファンなら買っておきたいジブリ本」と題して、ガイドブックの定番のロマンアルバムや、アート本シリーズのジ・アート、文春ジブリ文庫から発売されたジブリの教科書をご紹介しました。

そのときに、わりとご好評をいただいたので、第2弾として、「ジブリファンなら買っておきたい絶版のガイド本」をご紹介致します。



ジブリのガイドブックは、さまざまなものがありまして、ロマンアルバムのようにシリーズ化が継続せずに、現在では埋もれてしまったけれど魅力的なジブリ本も沢山あるのです。

アニメージュ特別編集ガイドブック

ジブリの絶版ガイドブック
まず一つ目のご紹介は、「アニメージュ特別編集」のガイドブックです。
単行本サイズの書籍で、この規格からは『風の谷のナウシカ』『天空の城ラピュタ』『紅の豚』が発売されています。

『風の谷のナウシカ』と『天空の城ラピュタ』は、それぞれブルーレイの発売記念として、2010年に復刻されています。
その復刻版も、現在は絶版となっています。

風の谷のナウシカ

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『風の谷のナウシカ』は初版が3月30日なので、劇場公開されてすぐに発売されたものです。
内容のほうはというと、宮崎駿監督に密着した漫画『ナウシカ奮闘記 宮崎駿の一日』だとか、島本須美さんがトップクラフトを訪問したレポート記事など、時代を感じさせる貴重な内容です。

また、「宮崎駿 自作を語る」と題したインタビューや、「宮崎駿講演記録」といった、当時の貴重な話が盛り沢山。『風の谷のナウシカ』の作品解説や設定紹介といったものも掲載されていますが、読み物として充実しています。

ちなみに、こちらの本は復刻版だと、伊藤和典さんのインタビューがご本人の要望により掲載されていません。

天空の城ラピュタ

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『天空の城ラピュタ』も同様に、インタビューや対談・座談会といった、読み物としての充実度が高いです。
宮崎駿監督の先輩アニメーター・森康二さんや、宮崎監督の弟さん・至朗さんの寄稿文といった貴重な内容も。さらには、藤本弘さんと安孫子素雄さんの藤子不二雄コンビと、宮崎駿監督の三者対談も収録されています。他では読めない、貴重な内容ばかりです。

例によって、こちらの本も復刻版では、伊藤和典さんのインタビューや対談の記事は掲載されていません。
内容が気になる方は、当時物を探してみてください。

紅の豚

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『紅の豚』のほうは、本作に関する解説はほどほどで、設定資料等はほとんどありませんが、「宮崎駿監督のロケハン同行記」といったわりと貴重な情報も掲載されています。

メインは、著名人による寄稿文やインタビューでしょうか。
フランスの漫画家・メビウスであったり、大塚康生さん、押井守監督、庵野秀明監督といった面々が、宮崎駿監督について語っています。
こちらの書籍は1992年に発売されたもので、復刻版はありません。

アニメージュ特別編集 ロマンアルバム

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こちらは、ロマンアルバムとなっていますが、現在シリーズ化されたものとは違います。
本というよりも、どちらかというと雑誌のような媒体で、アニメージュの記事をそのまま作品別にまとめたような感じです。
『魔女の宅急便』『おもひでぽろぽろ』『耳をすませば』の3冊が発売されています。

魔女の宅急便

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『魔女の宅急便』では、氷室冴子さんと宮崎駿監督の対談や、武田鉄矢さんが吉祥寺時代のスタジオジブリを訪問したレポートと対談という、現在では考えられないような異色の内容が収められています。

さらには、『魔女の宅急便』の原作者・角野栄子さんと挿絵を描いた林明子さん、そして宮崎駿監督を含めた三者対談も掲載されています。

おもひでぽろぽろ

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『おもひでぽろぽろ』では、本作の主演声優を務めた、今井美樹さんと柳葉敏郎さんのインタビューを掲載。さらには、プロデューサーとしての宮崎駿さんのインタビューや、公開に際し行なわれたキャンペーンのレポート記事や、斎藤由貴さんがインタビュアーとなった高畑勲監督・宮崎駿プロデューサーの公開座談会なども収められています。

さらに、本作のテーマの一つでもあった、20代後半の女性の働き方についても特集しています。
20代後半の女性を「ぽろぽろ族」と命名し、ワーキングウーマンにインタビューを行うというもの。なんとも、時代を感じます。

耳をすませば

ジブリの絶版ガイドブック
『耳をすませば』では、制作担当だった高橋望さんが語る『耳をすませば』や、宮崎アニメのヒロイン紹介から、原作『耳をすませば』も紹介されています。

それぞれの『耳をすませば』と題したインタビューでは、宮崎駿さんや、近藤喜文監督、原作者の柊あおいさん、雫役の本名陽子さん、イバラードの背景画を描いた井上直久さん、音楽を担当した野見裕二さんが語っています。

本作は、シリーズ化されたロマンアルバムでは刊行されていなくて、解説本も少ないので、貴重内容となります。

以上が、スタジオジブリの絶版になったガイドブックの紹介でした。
どの本も、今でもわりと手に入りやすいものだと思いますので、興味のある方は、ネットオークションやフリマを探してみては如何でしょうか。

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