現在、福岡アジア美術館にて、ジブリの背景美術で活躍した山本二三さんの個展が開催されています。
『天空の城ラピュタ』の空中都市や、『もののけ姫』のシシ神の森など、これまで山本さんが描いてきた背景画や、イメージボードなど約200点が展示されています。6月15日にはトークショーとサイン会が開催されます。同展の会期は、7月6日まで。



山本さんは1953年、長崎県生まれ。建築と絵画を学び、アニメーション背景美術に携わります。
1978年のとき、弱冠24歳で『未来少年コナン』の美術監督に抜擢され、宮崎駿監督の信頼を得ます。それ以降、『天空の城ラピュタ』、『火垂るの墓』、『もののけ姫』など、ジブリ作品の美術監督を担当。
その他にも、『おもひでぽろぽろ』、『耳をすませば』、『千と千尋の神隠し』など、多くの作品にも携わっています。

トークショー&サイン会
会場:福岡アジア美術館
日程:2014年6月15日(日)
時間:トークショー:11:00(会場内)/サイン会:11:30(会場入口)
※トークショーは入場券が必要。サイン会は図録購入者先着50名となります。

山本二三背景画集
『時をかける少女』『天空の城ラピュタ』『もののけ姫』『じゃりン子チエ』『火垂るの墓』など、名作アニメの美術監督として活躍してきた著者の背景画の世界が蘇る。魂をこめて精緻に描かれた背景画の一作ずつに、どのような意図や技法が駆使されているのか、今明らかにされる。

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