マスコミ向け試写会で、『風立ちぬ』を見た著名人の感想のまとめです。
Twitterでつぶやかれたものです。
大絶賛なので公開が楽しみですね。
樋口真嗣(映画監督)
風立ちぬ、観た。もうヤバい。 あの日々の日本を、美しい航空機を、健気な女の子を愛し抜く映画。原点にして頂点。そして主役の声がまさかの大ストライク。内輪褒めではない。魂を鷲掴みにされて揺さぶられて大号泣だよ!
恐らく最高の形で映像化された「ニッポン飛行機野郎」である!とも言える。
@higuchishinji
細田守(映画監督)
「風立ちぬ」試写を観せていただきました。こんなにいい映画はいままでになく、そしてこれからもない、というくらい、いい映画でした。
@hosodamamoru
神山健治(映画監督)
昨日は「風立ちぬ」。本日は「モンスターズ・ユニバーシティ」の試写を拝見した。素晴らしい作品を観ると胸が苦しくなる。( ̄ー ̄)yー.’
@kixyuubann
佐藤利明(映画評論家)
「風立ちぬ」いろんな描写が円谷英二的。特撮映画のようなイメージと宮崎アニメの融合のような「特撮展覧会」後の作品として味わえます。
@toshiakis
乙一(作家)
映画『風立ちぬ』の試写に行ったら、後ろの方の席から聞き覚えのある声が。義理の父でした。
@adachihirotaka
辻壮一(作家)
マスコミ試写で「風立ちぬ」を鑑賞。宮崎さんがいろんなものをそぎおとした演出したのを初めて見た気がする。映画として素晴らしい作品でした。飛行機映画ではなく、物事に懸命に取り組む青年の話。
@g2studio
佐藤利明(映画評論家)
「風立ちぬ」は夢を見ること、すなわち生きること、についての映画。関東大震災から敗戦までの生きること自体が困難な時代に、懸命に生き抜いた主人公に、ただただ胸を打たれる。ジュラルミンの機体の美しさと、兵器であるがゆえの悲しさ。ラストシークエンスの素晴らしさ。
@toshiakis
復刊ドットコム編集部
風立ちぬ、試写会で拝見。宮崎監督が一気に若々しくなった。ヒロインが時々クラリス似なのも懐かしく、また、アニメーション表現の新鮮な濃密さには絶句。庵野さんの声もよかったです。 個人的には、ここ数作で一番好きな宮崎作品になりました!
@fukkan_editors
菅野祐悟(作曲家)
もうね、一言じゃ言えないんだけどね。庵野監督の声優っぷりがね。。もう見て!w 最高傑作!ジブリファンとしてなんも言えねーw これからのクリエイターは宮崎監督という存在に苦しみ、越えなければいけない業を背負わされてしまった。試写会ご招待ありがとう。あと最低2回劇場でみます!
@yugokanno
紀里谷和明(映画監督)
「風立ちぬ」見せていただきました。見事としか言いようのない作品でした。ありがとうございました。
@kazuaki_kiriya
井上伸一郎(角川書店社長)
会社に着きました。昨夜は宮崎駿監督作品「風立ちぬ」を試写で観ましました。「大人の本気」を感じる映画でした。優れた青春映画であり、純愛映画であり、(劇中でそのような台詞はほとんどありませんが)反戦映画でした。いつかこの映画のしっぽでも掴まえられる映画をつくれたらと思いました。続>
主人公を演じた庵野秀明さん、ヒロインを演じた瀧本美織さんの抑制が効いた演技も作品に合っていました。主人公は「零戦」の堀越二郎をモデルに、ストーリィは堀辰雄の「風立ちぬ」を下敷きにしています。2冊とも角川文庫で出ていますので、映画を観る前に読んでいただけると、より面白く観られます。
@yusukemonma
門間雄介(ライター・編集者/雑誌「CUT」元副編集長)
映画「風立ちぬ」試写。正直驚いた。宮崎駿の新作は、ゼロ戦の設計に情熱を燃やした堀越二郎の青春と恋を描く、いや何よりサイレント期~40年代のメロドラマを観たかのような不思議な後味の残る、宮崎アニメ史上類を見ない感傷的で叙情的なラブストーリー。7月公開。
@yusukemonma
百田尚樹(作家)
先日、アニメ「風立ちぬ」の試写を観た。ラストで零戦が現れたとき、思わず声が出てしまった。そのあとの主人公のセリフに涙が出た。素晴らしいアニメだった。
@hyakutanaoki
岩崎太整(作曲家)
そういやジブリの「風立ちぬ」がモノラルで作られている事が発表されたけど、モノラルっつーのは本来音に集中させるのに最も適しているんです。会話がメインのAM、音楽がメインのFM。AMがモノラル放送なのはそういう側面もあるとか。実際に聞き比べてみるとよく分かります。
モノラルを単なる拘りだとか、懐古主義的な意味合いで考えてグッときているようなのはその本質を全く捉えてない証拠。モノラルは音が悪い訳でも、弱いわけでもありませんよ。アナログとデジタルの問題とごっちゃにしてるだけ。あと映画館って別に音はよくありません。
@taiseiiwasaki
宇野維正(音楽・映画ジャーナリスト)
「風立ちぬ」。とにかくクラシック!そしてポエティック!その国で最も名前の知られている巨匠が、その国で最も秀でた作品を生み出す。そういうことって、ありそうでなかなかないんだわ。「風立ちぬ」はまさにそんな作品。もうやりたい放題だった
@uno_kore
中森明夫(コラムニスト)
『風立ちぬ』観了。圧巻! 震災から敗戦に至る日本人の矜持、
飛行への夢、技術者の志、純愛…あまりに美しい。
とはいえ思想的にはまったく弱点だらけ。
相当な批判が予想される。
主人公の純粋さ、美しさを際立たせるため、
戦闘機の設計者としてのみ描き
戦闘機=戦争の加害性を免罪したなど
そういう非難は覚悟の上で遺作にも
近い晩年の力作を撮ったこの国を代表する老マエストロに、
安直な批判を行うのはためらう。
それほどに『風立ちぬ』は美しく、そして脆弱だ。
まるでこの国そのもののように。
宮崎駿監督には後続世代として
思想的な課題を与えられたように思う
@a_i_jp
佐渡島庸平(講談社編集者)
「風立ちぬ」が素晴らしすぎて、茫然としてる。
ストーリーテリングではなく、
非常に繊細な感情の描写の積み重ねで物語りが前へと進んでいく。
作品世界の中にトリップしてしまった。
宮崎アニメの最高傑作ではないか。
@sadycork
大塚隆史(アニメ演出家)
ご縁があって、宮崎駿監督の「風立ちぬ」の試写を見させてもらいました。うまく言葉にできませんが、凄く素敵な映画でした。是非、劇場で。7/20(土)から公開です。
@takaswy1981
土屋敏男(TVプロデューサー)
ジブリ新作「風立ちぬ」を試写で見たのだが、これは間違いなくもう一度映画館で見る。
@TSUTIYA_ON_LINE
細川洋平(ライター)
スタジオジブリ「風立ちぬ」試写に行ってきました。もう、なにも言う事はあるまい、とにかく何からなにまで想いの詰まった120分でした。
@pomihei
津田大介(ジャーナリスト)
今日ジブリ最新作『風立ちぬ』の試写見てきました。狂気は狂気、美しいものは美しいものとして静かに描き、清々しくも切なく、悲しい、だけどストレートに楽しめるエンターテイメント作品でした。最高傑作との呼び声も納得。ただ、男性と女性で評価が違う気もします。庵野秀明さんの声も良かったです。
@tsuda