『となりのトトロ』のモデル地でもある、狭山丘陵の自然を守ろうと設立された「トトロのふるさと基金」が、活動30周年を記念する集会を埼玉県所沢市内で開き、丘陵全域の保全を目指すマスタープランを策定することなど、今後10年の活動に向けた長期構想が発表されました。
同基金は、寄付を募って土地を買い取るナショナルトラスト活動を行なっています。
集会では、これまでに10億円以上の寄付が集まり、取得地は56カ所、計10ヘクタールに達したことが報告されました。
同基金の専務理事は、「顧問を務める宮崎駿監督の影響が大きかった」とふり返っています。