愛知県は、愛・地球博記念公園に整備する「ジブリパーク」において、先行開業を予定している3エリアの本体工事を、ゼネコン大手の鹿島と計約107億円で仮契約したことを明らかにしました。
同パークは、2022年秋のオープンを目指して、今年7月にも着工する予定となっています。
ジブリパークは、約7.1ヘクタール、全5つのエリアを整備する計画で、先行開業は『となりのトトロ』をモチーフとした「どんどこ森エリア」、展示室や上映設備、カフェを設ける「ジブリの大倉庫エリア」、『耳をすませば』に登場する地球屋などを再現した「青春の丘エリア」。工事はこの3つのエリアと、周辺緑地の整備が対象となります。
ジブリ作品の世界観を忠実に再現するため、鹿島は設計段階から参画していました。
残り2エリアの工事については、来月下旬にも優先交渉権者を決める方針です。
また、大村知事は、新型コロナウイルスによる工事の中断はあったものの、2022年秋の開業に影響はないとしています。