緊急事態宣言が発令され、外出自粛が必要な日々が続いておりますが、皆さんいかがお過ごしでしょう。
なかなか事態はそう簡単には好転しないもので、我々一般市民が出来ることといえば家にいてウイルスを蔓延させないこと以外ありません。
ということで、ジブリファンにオススメしたい、ジブリ以外のアニメーション作品を10作ご紹介します。
シリーズや監督は1人につき1作品で紹介しているので、気に入った作品があったらその監督やシリーズも探してみてくださいね。
茄子 アンダルシアの夏
監督:高坂希太郎
黒田硫黄さんの原作コミック『茄子』の中から、スペインの自転車レース“ブエルタ・ア・エスパーニャ”を題材にした短編『アンダルシアの夏』を、スタジオジブリで活躍したアニメーター・高坂希太郎監督が忠実に再現したアニメーション作品。自転車レーサーの奮闘を描きます。
マイマイ新子と千年の魔法
監督:片渕須直
高樹のぶ子の自伝的小説を片渕須直監督がアニメーション化。昭和30年代の山口県防府市。快活で空想好きな小学3年生の新子は、東京からの転校生でクラスに馴染めずにいる貴伊子と仲良しに。ところが大切にしていた金魚が死に、それを機に絆が揺らぎ始め…。
東京ゴッドファーザーズ
監督:今 敏
ゴミ捨て場に捨てられていた赤ちゃんを助けようと奮闘するホームレス3人組の姿を描いたアニメーション。監督・原作・脚本を今 敏さんが務め、キャラクターデザインにはジブリで活躍した小西賢一さん、作画監督は安藤雅司さんが参加しています。
海獣の子供
監督:渡辺歩
五十嵐大介さんの同名漫画を原作に、STUDIO4℃が長編アニメーション化したファンタジー作品。自分の気持ちを言葉にするのが苦手な中学生・琉花。学校でも家でも自分の居場所を失くした彼女は、水族館で魚たちと泳ぐ不思議な少年たちに出会い……。音楽を久石譲さんが担当し、キャラクターデザイン・総作画監督・演出を小西賢一さんが務めました。
夜明け告げるルーのうた
監督:湯浅政明
湯浅政明監督が手掛けた初の劇場オリジナル作品。寂れた漁港の町・日無町に住む中学生のカイは、ある日クラスメートと訪れたバンドの練習場所・人魚島で、人魚の少女・ルーと出会い……。ジブリファンの人にとっては、『崖の上のポニョ』を想起させるかもしれません。
ももへの手紙
監督:沖浦啓之
押井守監督作品やスタジオジブリ作品でもアニメーターとして活躍した、沖浦啓之監督によるファンタジー作品。作画監督は安藤雅司さんが務めています。
“ももへ”とだけ書かれた手紙を残して父が亡くなり、母・いく子と仲違いをしたまま、ももは瀬戸内の島に移り住むことになった。そこで彼女は不思議な妖怪たちに出会い…。
AKIRA
監督:大友克洋
原作者でもある大友克洋さんが自ら監督を務めたSFアニメーション。第3次世界大戦後の2019年が舞台。ネオ東京は、翌年にオリンピック開催を控えかつての繁栄を取り戻しつつあった。不良少年の金田は連れ去られた仲間の鉄雄を救うため、軍の研究所へ潜入する。だが、鉄雄は人体実験により新たな“力”に覚醒して…。
機動警察パトレイバー
監督:押井守
押井守監督の代表作『機動警察パトレイバー』の劇場版第1弾。何者かが仕掛けたコンピューターウイルスにより、都内各所で作業用レイバーが次々と暴走。警視庁特車二課第2小隊の面々は、姿なき犯人を追うが…。
鉄コン筋クリート
監督:マイケル・アリアス
松本大洋の同名漫画を『アニマトリックス』のマイケル・アリアス監督とスタジオ4℃が長編アニメーション化。不穏な動きが見え始めたヤクザの街・宝町を根城にする“ネコ”と呼ばれるふたりの少年が、生き残りを賭けた反逆を開始するが…。
花とアリス殺人事件
監督:岩井俊二
岩井俊二監督の初となる長編アニメーション作品。自身が2004年に原作・脚本・監督を務めた実写映画『花とアリス』の前日譚となる、ふたりの少女・花とアリスの出逢いと冒険を描く。前作で主人公のアリスと花を演じた、蒼井優さんと鈴木杏さんがそのまま今作でも声優を務めています。実写版も併せて鑑賞をオススメします。