国際アニメーション映画協会が主催する「第47回アニー賞」において、今 敏監督が生涯功労賞に当たる「ウィンザー・マッケイ賞」を受賞することが発表されました。
アニメ界で最も栄誉ある賞の1つとされており、これまでに日本人では手塚治虫さんや宮崎駿監督、高畑勲監督らが受賞しています。
今 敏監督は漫画家としてキャリアをスタートし、1997年に『PERFECT BLUE』でアニメーション映画を初監督して以降、『千年女優』、『東京ゴッドファーザーズ』、『妄想代理人』、『パプリカ』と、数多くの名作を残して、2010年に最新作『夢みる機械』の制作中に病に倒れ、46歳で永眠しています。
同賞はアニメーション映画の創始者とも言われているウィンザー・マッケイ氏の名前にちなんだもので、日本人の受賞は押井守監督以来3年ぶりのこと。今 敏監督は、日本人では7人目の受賞となります。
授賞式は現地時間2020年1月25日に行われます。なお、アニー賞には、日本作品からは『天気の子』『プロメア』『若おかみは小学生!』が長編インディペンデント作品賞にノミネートされています。
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