天気の子新海誠監督の最新作『天気の子』に小栗旬、本田翼、倍賞千恵子、吉柳咲良、平泉成、梶裕貴が出演していることが明かされました。
小栗旬が演じるのは、東京行きのフェリーで出会った帆高を住み込みで雇うライター・須賀圭介。本田翼は須賀の事務所で働きながら取材に奔走する女子大生・夏美の声優を担当します。



また、宮崎駿作品の『ハウルの動く城』以来の声優業となる倍賞千恵子は、帆高と陽菜にある頼みごとをする老婦人・冨美役で出演します。

『天気の子』7月19日より全国公開

新海誠 コメント
人間がどうしても取り繕えないものが、声だと思います。喋る内容はもちろん、声質、息づかい、言い淀み、語尾、すべてにその人そのものが避けようもなく滲み出てしまう。須賀役を小栗さんに、夏美役を翼さんにお願いしたのは、だからです。彼らの声がキャラクターにはっきりとした血肉と心を与えてくれているアフレコの過程を、わくわくしながら楽しんでいます。「天気の子」はRADWIMPSの音楽、透子さんの歌声、醍醐くんや七菜ちゃん、小栗さんや翼さんたちの声、そして雨音、さまざまな音に満ちた映画です。劇場でその音に身を浸していただけるように、スタッフ全員で今も制作に奮闘しています。楽しみにお待ちいただけますように。

小栗旬 コメント
「天気の子」に参加できること、とても光栄です。新海監督の作品は、美しい色彩の世界観はもちろん、普段僕たちが見ているような風景や、手にするようなアイテムが作品を彩っていて、そこに生きる人間たちの物語が、自分に近いものに感じられるのが凄いところ。前作の「君の名は。」も大好きで、映画館で号泣しました(笑)。今回の「天気の子」はすごくストレートな話で、そこが魅力だと思います。“須賀圭介”という役は、そのままで演じられるような、僕の等身大にとても近いキャラクターで、彼には共感できる部分がいっぱいあるので、この出会いはとても嬉しいです。「天気の子」、期待を裏切らない素敵な作品なので、ぜひ楽しみにしていて欲しいです。

本田翼 コメント
3年前「君の名は。」が起こした社会現象を作り上げた新海監督の最新作に参加させて頂きとても光栄です。新海作品で描かれている風景の色彩が本当に美しく、私が普段見ている日常の景色が監督にはどんな風に見えているのだろうと以前から思っていました。今回「天気の子」でも、新宿の街、高層ビルから見えるこの空を監督がどう描かれるのか、観客としてもとても楽しみです。そして私が演じさせていただく“夏美”についても生き生きとした女の子にしていきたいと思っています。「天気の子」は、まだ完成前ですが既に心に響く物語です。ここからさらに私たちの声の力でこの作品を盛り上げられたらと思います。

小説 天気の子
新海誠監督みずから執筆した原作小説。

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