細田守監督が、TBSラジオ「伊集院光とらじおと」に生出演。同い年というパーソナリティーの伊集院光と、思い出のアニメについて語りました。
学生時代から伊集院のラジオを聴いていたという細田監督は、伊集院を「年上だと思っていた」と言いつつ、和やかに会話を繰り広げた。
伊集院が「同い年だと、たぶん影響を受けたり見てきたアニメとかも似てますよね」と話を振ると、「同じですよねきっと」と同意した。具体的に影響された作品を聞かれた細田監督は、故・高畑勲監督作品の『赤毛のアン』をあげています。
「歴史上の全テレビアニメのなかでいちばん好き」と語り、放送当時から今に至るまで、見なおす度に「受ける印象がぜんぜん違う」と説明。「昔は分からなかったことが今は分かるようになった自分にも誇らしくなるというのかな。この内容が分かるくらい大人になった、映画を鑑賞する力がついた、そういうふうにして作品とともに一生楽しめる。そういう作品があるってすごく幸せだと思う」と語りました。