ジブリ旅6日目は、ついに愛媛県に突入です。
朝早くから高知を出発して、土讃線、予土線、予讃線を乗り継いで、内子駅までやってきました。
この内子町は、豊かな自然と、古い町並みが保存されていて、トトロが住んでいそうな日本の原風景が残されています。
2011年の夏。この場所には、スタジオジブリの男鹿和雄さんが率いる美術スタッフも訪れていて、内子町で美術合宿が行なわれました。
そのときに、ジブリの美術スタッフが描いた、内子町の町並みから、石畳地区、小田地区の風景画が、内子町のビジターセンター2階に展示されています。
入場は無料で、どなたでも観覧はできますが、展示物は撮影禁止。そのため、残念ながら写真はありません。撮影させてもらえないか交渉をしたんですけども、ビジターセンターの所長さんがこの日はお留守で、許可が貰えませんでした。
しかし、何にも無しで内子町を後にしたくなかったので、美術スタッフの方が描いた、内子町の風景を撮影してきました。
内子ビジターセンター
まず一つ目は、展示されているビジターセンターです。展示されている建物そのものが、描かれていました。
この建物は、昭和11年に警察署として建てられたそうです。その後、図書館として利用され、現在はビジターセンターになっています。
内子座
内子の象徴とも言われている、内子座です。ビジターセンターのすぐ側にあります。
現役で使われている、昔ながらの芝居小屋です。
本町通り商店街
ビジターセンターの近くにある商店街の一角です。
火防地蔵と、お隣の民家も描かれていました。
八日市・護国の町並み
八日市・護国の町並みとして、「御宿 月乃家」さんの看板と、この町並みが描かれていました。
この辺は、古い建物がそのまま保存されていて、ほんとうに過去にタイムスリップしたような感覚になります。
旭館
これは、昔の映画館です。現在は使用されていません。以前は、町民の娯楽の場として、活躍していたようです。
展示されていた絵では、ここまでポスターは張られておらず、外壁の色も違っていました。
昔の姿を想像して描かれているようでした。
いざ、道後温泉へ。
以上が、内子ビジターセンターに展示されているイラストのモデル地でした。
ほんとうは、石畳地区と小田地区を描いた3枚のイラストがありますが、ふらっと撮影に行ける距離ではなかったので、内子地区のみのご紹介となりました。
それから、ビジターセンターには、宮崎駿監督を始めとしたスタッフのメッセージボードや、男鹿和雄さんからの手紙なども展示されています。
ちなみに、展示物はこちらの「メルカドデザイン」さんの記事にて、紹介されていて大部分を見ることができます。
是非、実物も見に行ってみてくださいね。
内子町には、3時間ほど滞在して、このあと道後温泉へと向かいました。
ではでは、続きはまた次回の記事で……。
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