ジブリ旅5日目、桂浜と喫茶「ムトー」に行ったあとは、土佐久礼港に行きました。
『海がきこえる』の終盤で、同窓会のために高知に戻ってきた杜崎拓と松野豊が、夕暮れ時に港で散歩していましたが、そこは土佐久礼港をモデルにしています。
土佐久礼港は、高知駅から普通列車で約2時間ほどのところにあります。わりと遠いので、高知のロケ地めぐりは大変です。
高知駅を15時半頃に出発して、土佐久礼駅に到着したのが17時半でした。ちょうど夕焼けが出そうな良い時間帯だったんですけど、残念ながら曇っていて、紅に染まる海を見ることはできませんでした。
これが、拓と松野が歩いた堤防です。
そして、堤防の向う側にある特徴的な赤い灯台とテトラポットも、アニメで描かれています。
脳内では、松野豊の台詞と、杜崎拓のモノローグが再生してしまいます。
すこし歩いてみましたが、この堤防はかなり距離がありますし、横幅も広いですね。
アニメで描かれたものよりも、若干大きい感じがしました。
この日は曇り空で、雷もゴロゴロ鳴ってましたけど、釣りをしている人たちもいました。
アニメでは、ふたりは堤防の先から、この久礼湾の景色を見ていました。
しかし、実際は位置関係が違っていて、堤防とは反対側にこの景色があります。
なにやら、ここはジブリのスタッフもロケハンはしていないらしく、写真から設定を起こしたそうです。
そういうこともあって、細かな違いがあるのかもしれません。
港には、すこしですけどお店もありました。もう18時頃だったので、ほとんど閉まっていましたけど、ひとつだけやっているお店があったので、店じまい最中のところをお願いして、カツオソフトクリームたるものを買わせてもらいました。
カツオ風味のクリームに、カツオ節がふりかかっている斬新な一品。美味しゅうございました。
この日は、翌日の愛媛行きにそなえて、高知駅には戻らず土佐久礼の近くで一泊しました。
夕飯は、スーパーで買ったお弁当とカールです。
高知では、カールがまだまだ大量に売っています。
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