東京と埼玉にまたがる狭山丘陵周辺の緑地保全活動を行っている公益財団法人「トトロのふるさと基金」は、多摩湖南岸の東京都東大和市芋窪2の山林、約2543平方メートルを取得したことを発表しました。北には多摩湖の周囲道路があり、多くの自転車愛好家がサイクリングを楽しんでいます。
同基金が保全する山林は、埼玉県内の丘陵北部が多く、東大和市内では初めてとなります。
今回の取得地「トトロの森40号地」は多摩湖自転車道路に面したコナラが生育する山林で、取得金額は約1271万円。従来同様、ボランティアなどの手で緑を保全し、自然教育などの目的に役立てていきます。
同基金の荻野豊専務理事は「植物などの調査を行って、管理方針を策定したうえで、緑の保全や利用などを検討していきたい」と話しました。
あっ、トトロの森だ! 「トトロの森」狭山丘陵ナショナルトラスト運動の600日。 |