米林宏昌 西村義明第88回アカデミー賞長編アニメーション部門にノミネートされている『思い出のマーニー』の米林宏昌監督と西村義明プロデューサーが、ロサンゼルスで行われた同部門の候補者が集まるイベントに出席し、ジブリの状況について海外の観客に向けて語りました。



この日は『ベイマックス』のドン・ホール監督とクリス・ウィリアムズ監督、製作のロイ・コンリらが司会として出席。ジブリの状況は、トップクリエイターも気になるようで、西村プロデューサーに向けて「何が起きてるの?」と率直な質問が飛びました。

その問いに、西村プロデューサーは、「実際に僕らは今ジブリにいません」と回答。「スタジオジブリは長編アニメーション映画を一旦休止するということにしました。ただ、宮崎駿はジブリ美術館で短編映画を作っているし、僕らは新しい作品のために新しい場所を用意しようとしています」と明かしました。

西村プロデューサーは昨年、「株式会社スタジオポノック」を設立しています。JR西日本のキャンペーンアニメを手掛けたことで公となり、今後の動向が注目されていました。