押井守監督の最新作『ガルム・ウォーズ』がついに5月20日(金)に公開されます。それに伴い、ビジュアルが解禁されました。
「日本語版」には、プロデューサーとしてスタジオジブリの鈴木敏夫さんが参加。2004年の『イノセンス』以来、12年ぶりに押井監督とタッグを組むこととなります。
鈴木プロデューサーは今回の参加について、コメントを寄せている。また、鈴木プロデューサーが自ら手がけたタイトルロゴと、主人公のカラが顔を上げ、空を見上げるメインビジュアルも公開されている。
日本語版プロデューサー スタジオジブリ 鈴木敏夫 コメント
押井守との出会いは、30年以上前に遡ります。
当時から彼は、日本の映画を変えたいという夢に燃えていました。
たがいに別な道を歩んできたけれど、こうしてたまに、交錯する事があります。
押井守が日本で果たすことが叶わず、海外で撮った、15年越しの「夢」。
その日本語版をどうやって作るのか?
英語版を2度3度と見ながら、
台詞の内容を一切変えずに、作品の印象を一変させてみたいと考えました。
それがこの仕事を引き受けた大きな理由です。
そのために必要なのは、日本的情緒を表現できる声優さんと、
それを演出出来るディレクターさんでした。
幸いなことに、朴璐美さんという名優と、演出の打越領一さんとの出会いがあり、
その目論見が実現出来ました。
押井さんの大ファンである名脚本家・虚淵玄さんの協力も得て、今作品と向き合っています。
この日本語版を押井守が見てどう思うのか。
押井さんが悔しがるのが楽しみです。笑。
作品情報
『ガルム・ウォーズ』(2016年5月20日 全国公開)
原作・脚本・監督:押井守
日本語版プロデューサー:鈴木敏夫
出演/声の出演:メラニー・サンピエール/朴璐美、ランス・ヘンリクセン/壤晴彦、ケヴィン・デュランド/星野貴紀
音楽:川井憲次
協力:スタジオジブリ
制作:Production I.G
製作:バンダイナムコエンターテインメント Production I.G
配給:東宝映像事業部