中国で6月21日より上映されている、宮崎駿監督の『千と千尋の神隠し』の興行収入が、3週間で4.72億元(約74億2000万円)を突破したことが発表されました。日本公開から18年の時を経て、中国で大ヒットしています。
また、最終上映が7月20日の予定だったところが、1ヶ月後の8月20日に延期されることが発表されました。
昨年12月に中国で初上映された『となりのトトロ』は最終興行収入1.73億元(約28億円)を記録しており、まずまずの興行成績となりましたが、『千と千尋の神隠し』はその記録をゆうゆうと超え、大ヒット街道を驀進しています。
中国における日本のアニメーション映画の歴代興行成績のトップは、2016年の『君の名は。』の5.76億元(約90億6800万円)、次いで2015年の『STAND BY ME ドラえもん』の5.3億元(約83億4400万円)となります。
『千と千尋の神隠し』は18年前の作品でありながら、現時点で歴代3位になっています。旧作で、ここまでの大ヒットを記録するとは、誰も想像していなかったんじゃないでしょうか。
『千と千尋の神隠し』油屋 1/150スケール |