高畑勲静岡市葵区の市美術館で14日、音楽評論家などとして活動するピーター・バラカンさんのトークイベント「音を見る。アートを聴く」が開催されました。
スタジオジブリから高畑勲監督がゲスト出演し、劇中の音楽に込めた思いなどを語りました。



高畑さんは自らが手掛けた作品のシーンを見せながら、音楽の重要性を強調した。最新作「かぐや姫の物語」では、月からの使者がかぐや姫を迎えに来るシーンに日本の伝統音楽ではなく、リズムのある曲を使用。「悲しい場面に悲しい音楽をかけてもつまらない。見る人に登場人物から少し距離を置いてもらい、想像力や記憶をかき立てたかった」と狙いを説明した。

日本の田舎を舞台にした「おもひでぽろぽろ」で東欧の民族音楽を使ったことにも触れ、「法隆寺に行った時にバッハが合うと思った。自由に考えていい」と音楽演出の持論を述べた。バラカンさんは「映画を見て好きになった音楽はずっと印象に残り、心の糧になる」と話した。


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