日本のアニメーション美術の創造者「山本二三展」ジブリ作品の美術監督として活躍した山本二三さんの作品展が、松本市美術館で開幕しました。
『天空の城ラピュタ』や『火垂るの墓』などの背景画や、スケッチなど、約220点が展示されます。また、今回の作品展に合わせて描いた新作「葉月の松本城」も初披露となりました。



14日に行なわれた内覧会では、宮崎監督から雲の表現を見込まれて『天空の城ラピュタ』の制作に加わった逸話を紹介。4月下旬に、松本市で撮った写真を基にした「葉月の松本城」は積乱雲も描き、「爽やかで気持ちいい」夏の松本を表現しており、山本さんは「初期から新作までの変化から、継続の大事さも見てもらえたらうれしい」と話しました。

日本のアニメーション美術の創造者 山本二三展
会期:2017年7月15日(土)~9月18日(月)
休館:月曜日(祝日の場合は次の平日)※8月は無休
時間:9:00~17:00(入場は16:30まで)
会場:松本市美術館

山本二三背景画集
『天空の城ラピュタ』『もののけ姫』『じゃりン子チエ』『火垂るの墓』『時をかける少女』など、山本二三さんが描いた名作の背景美術を掲載。

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