五島から長崎港に戻ってからは、まず中華街に行きました。
やはり、これだけは経験しておかなければいけないと思ったのが、長崎で長崎ちゃんぽんを食べるということ。博多で食べる博多ラーメンしかり、札幌の札幌ラーメンのごとし、重要任務の一つです。
中華街には路面電車で行こうかと思ったんですが、交番で尋ねたら歩いていけるとのことで、徒歩で向かいました。横浜の中華街には何度か行ったことがありますけど、長崎のほうは若干コンパクトでしょうか。観光客にいたっては、日本人より中国人のほうが多そうでした。まるで、ほんとに中国に来たみたい。
フォロワーさんから、中華街のチャーハンが美味しいと聞いたので、チャーハンとちゃんぽんのランチセットを注文。うまし糧!
実は、前日にチェーン店で、長崎ちゃんぽんは食べていたんですけど、やはり中華街のほうが美味しいです。何が違うって、具が違います。入っているものもそうだし、鮮度と素材でしょうか。やはり、食べ物って、味付けもさることながら、素材が重要になってきますよね。
なんにもジブリと関係がない中華街から幕を開けまして、次は大浦天主堂に向かいます。
ちなみに、横浜の中華街だったら、『猫の恩返し』や『コクリコ坂から』のロケ地が近いんですけどね。おしい!
大浦天主堂
大浦天主堂は、幕末の開国にともない、在留外国人のために建設されたもので、中世ヨーロッパ建築を代表するゴシック調の教会となっています。現存するものでは、国内最古なのだとか。
この近辺は、他の建物もヨーロッパ的で、この眺めは『ハウルの動く城』でソフィーとハウルが空中散歩から帰ってきたベランダと雰囲気が似ています。ちなみに、ここも大浦天主堂の敷地内です。
って、改めて見直してみたら、かなり違ってました。
建物のイメージから既視感があったんでしょうか。
「どんぐり共和国」じゃないジブリグッズ専門店
教会近くのお土産売り場を見ていたら、「どんぐり共和国」のような店を見つけました。
加盟店ではないですけど、明らかに意識した店構え。ここまで寄せるなら、「どんぐり」にして経営を任せちゃえば良いのに、と思わなくもないですけど、まあ、いろいろ事情があるのでしょう。
加盟店ではないけど、「どんぐり」に寄せてるジブリグッズ店って、もしかしたら多いのかもしれないなぁ。
亀山社中
去年のジブリ旅では、鞆の浦や高知で坂本龍馬ゆかりの地を巡ってきましたけど、今回も行ってまいりました。
日本で一番最初にできた株式会社「亀山社中」の跡地でございます。
これまたジブリと関係なさすぎるので、いろいろと割愛しておきますが、非常に分かりにくい場所にあります。さらに、小高い山の上なので、行くだけで大変。なんでこんなところに建てたんだ、龍馬さん。と思いましたけど、あの当時は参勤交代などがあった時代。これくらいの山登りが大変という意識は無かったのでしょう。
ちなみに、この真ん中にある柱は、龍馬さんが実際に寄りかかったと言われています。本当かどうか確かめようがないですけど、当時からあるものなので、きっと背もたれにはしているはずです。ちなみに、私もしましたけど。
こちらは、亀山社中のすぐそばにある展望台。龍馬さんのブーツと舵がセットになっています。ブーツにそのまま足を突っ込んで、記念撮影ができます。眺めも良好ですし、人気スポットでした。日本の夜明けぜよ。
夜は、海鮮料理屋「長崎港」で刺身定食をうまし糧!
長崎を満喫した一日でした。