ついにと申しますか、いよいよと言いますか、「ジブリパークとジブリ展」が東京で開催されたので、開幕日の6月28日に行ってきました。
本展は2022年に長野で始まって、愛知、熊本、神戸、山口、高知、新潟と各地を巡回し、ついに回ってきたのが東京でした。いやー、長かった。
開幕当初はジブリパークも第1期オープン前でしたけども、巡回している間に第2期オープンも経て、展示のほうもだいぶバージョンアップしておりました。
というのも、本展は愛知で開催されたときにも観に行っていて、当時は第1期オープン前ということもあって、「もののけの里」や「魔女の谷」の展示物はほとんどありませんでした。今回は、それら第2期エリアの展示物が格段に増えております。
そいうった展示物のボリュームが変わったことから、愛知展では展示されていた、『ゲド戦記』や『コクリコ坂から』の資料が、東京展では多少間引かれていましたね。愛知展で初めて知ったマニアックな情報もあったので、東京展でもそれを期待していましたが、展示スペースにも限りがあるので仕方がないですね。
それでも、イメージボードや背景美術は大量に展示されています。直筆ではありませんけど、精巧な複製画ですし、サイズも大きいのでアートブックで見るのとはだいぶ印象が違います。『ゲド戦記』のイメージボードが綺麗だったなぁ。
『アーヤと魔女』の展示では、3DCGの制作工程や、吾朗監督のデスクの紹介。端末を使って、3DCGで表情を作ったりもできます。
フォトスポット
そして今回も、フォトスポットは用意されています。
まず最初にあるのはネコバスで、こちらはネコバスの中に入ってから、写真を撮るという順路になっています。ふっかふかのネコバスにベンチを楽しみましょう。
こちらは、ジブリパークにあるサツキとメイの家で、実際に使用されていたパーゴラです。取り換えられて、お役御免となったものが展示されています。現在、ジブリパークにあるのは、2代目のパーゴラなのだとか。
そして、例によって例のごとく、サツキとメイの家のジオラマも展示されています。ジオラマといえど、室内まで細かく再現されています。
お父さんの書斎の本まで山積みになっています。
これはジブリパークにも展示されている、湯婆婆の仕事部屋です。ジブリパークでは狭い入口から撮らなきゃいけないですが、こちらの展覧会ではいろんな角度から撮ることができます。カシラや湯バードの接写もなんのそのです。
本展から追加された展示物が、「魔女の谷」にあるメリーゴーランドの山犬とヤックルです。こちらには、実際に乗って写真を撮ることができます。
最後にあるのは、海原電鉄のカオナシです。こちらは、ジブリパークの「なりきり名場面」でも大人気のフォトエリアですね。愛知展のときも、カオナシだけは長蛇の列がありました。今回は、開幕日が平日だったせいか、これまでとは比較にならないくらい空いていました。
グッズコーナー
フォトエリアを通過すると、最後にあるのがグッズコーナーです。
今回の「ジブリパークとジブリ展」限定グッズから、ジブリ関連の展覧会用のグッズや、ジブリパークとジブリ美術館のグッズも少し販売されています。
人気なのは、石のコースターでしょうか。全種買ってる人を、何人か見かけました。
それから、復刻版のパンフレットや、ネックレスも根強い人気がありますね。
昭和食堂船
そして今回は、特典付きチケットを買った人は「昭和食堂船」で食事をすることができます。前回の「金曜ロードショーとジブリ展」のときもポニョラーメンがありましたけど、今回は昭和がコンセプトの「昭和が薫るナポリタ~ン」と「昭和が漂うラ~メ~ン」の2種です。
メニューは週ごとに変わっていて、ぼくが行ったときはナポリタンでした。
それとは別に、その場で注文できる追加メニューも、下記6点あります。
・昔ながらのプリン
・ソフトクリーム
・クリームソーダ
・レモンスカッシュ
・メロンソーダ
・アイスコーヒー
・梅昆布茶(熱)
ぼくは、メロンソーダとプリンを注文してきました。うまし糧!
やはり、展覧会とカフェというのは相性が抜群。余韻を楽しみながら食事ができるというのは、満足度が高いですね。
本展のチケットはまだ販売してますので、興味のある方はぜひぜひ特典付きチケットで行ってみてください~。
「ジブリパークとジブリ展」
日程:2024年6月28日(金) ~ 9月23日(月・祝)
時間:9:30~20:00 (最終入場は19:00まで)
会場:寺田倉庫 B&C HALL / E HALL
休館:なし