ジブリ美術館「山脇百合子の仕事部屋」展

ジブリ美術館の新企画展示「『山脇百合子の仕事部屋』展 ~ごちゃごちゃから見えるもの~」に行ってきました。



山脇百合子さんといえば、実姉・中川李枝子さんの児童書の挿絵を描いていたことで知られています。
そして、このお二人の作品をスタジオジブリでは3作もアニメーション化していて、ジブリにとってとても縁の深い方なのです。

絵本『そらいろのたね』は3話のショートショートとして制作し、『くじらとり』『たからさがし』はジブリ美術館の短編作品として制作されました。

さらに、『いやいやえん』は『崖の上のポニョ』を制作する際の発想の源にもなっていますし、『ぐりとぐら』をアニメーション化しようと考えていたこともありました。

このように、とても深い縁があったことから、山脇さんの私物であった書籍等をスタジオジブリが譲り受けていたそうで、このたびの企画展では山脇さんの仕事部屋がリアルに再現されました。

実際の部屋を見たことがないのでわかりませんが、こうだったのかなと思わせるリアルな仕事部屋となっています。
山脇さんが持っていた書籍から小物や郵便類まで、生活感あふれる空間が再現されています。

本展は、2027年5月まで開催しています。