ジブリ美術館が再オープンしてから一ヶ月経った、2月中頃。未だ緊急事態宣言は解かれていませんが、再びジブリ美術館に行ってまいりました。
前回は確か、昼過ぎの入場チケットで行ったんですが、今回は朝10時のチケットを購入しました。朝いちばんでございます。
朝10時といえば、平時であっても人が少ない時間です。それにも増して今回は、緊急事態宣言下ということもあって、チケットの販売枚数は半分に制限されているようです。さらに、朝10時の回にいたっては、完売していない可能性もありまして、かなり空いていました。
これまでにも、何度か朝10時に来たことはありますけども、いちばん空いているジブリ美術館を経験しました。
朝10時に来たときは、美術館をまわるコツというか、空いているところを先に満喫することができます。これは、平時のときから巡っていた順番ですけど、まず朝10時で入ったら、外から見てまわるのがポイントです。
多くの人は美術館に入ったら、地下1階にある「動きはじめの部屋」に入っていきます。動線がそうなっているので。
そのため、地下のパティオや、屋上庭園に真っ先に向かうと、人がほとんどいないため、写真もゆっくり撮れますし、純粋に人がいない空間を楽しむことができます。
それから、平時ですと、「カフェ麦わらぼうし」は11時オープンだったんですが、現在はコロナ禍で営業時間が短縮されているためか、すこし早まって10時30分オープンになっています。
だいたい平時ですと、カフェのオープン前に人が並んでいますけど、現在は若干のドリンクと、お持ち帰り用のお菓子しか売っていないので、オープン時間になってもガラガラでした。余裕を持って買えますし、人のいないカフェデッキを満喫できます。
人が少なくて、あまりに静かだったせいか、カフェデッキには猫がいました。
この猫は、以前も見かけたことがあるので、この近くを寝床にしているようです。
もしかしたら、カフェのおこぼれなんかを貰っているのかもしれません。
わりとカップクが良いので、食事には困ってはいなさそうです。
『耳をすませば』のムーンか、スタジオジブリに住んでいた牛子のような感じですね。
『猫の恩返し』にも、こんな猫がいたかも。
明日からの開館にむけて準備が進んでいます。 pic.twitter.com/2gY9t7H4Zm
— 三鷹の森ジブリ美術館 (@GhibliML) January 21, 2021
それから、先月から『アーヤと魔女』の人形劇が始まっていまして、1日3回上演されていたんですけど、現在は上演回数が1回増えて4回になっていました。
10時35分、11時35分、13時35分、15時15分の4回です。わりと込み合うので、前のほうで見たい方は、早めにスタンバイが必要です。
パティオにある小屋も窓が開いていまして、そこに置いてある写真がユーリ・ノルシュテイン監督ということに、初めて気づきました。
ノルシュテイン監督といえば、ジブリ美術館のポスターにもなっていましたね。
そして、このたび、無事しずくちゃんも見つけることができました。
緊急事態宣言下ということで、カフェで食事ができなかったり、営業時間が短縮されていたり、現在はいろいろと制限があります。
東京においても、来月には緊急事態宣言が解除されるでしょうから、制限も多少は緩和されるかもしれませんけども、浮かれることなく、気をつけながら楽しみたいですね。
ではでは、次回は宣言明けのどこかで、ジブリ美術館に行きたいと思います。