毎年恒例となっている、ジブリ美術館のクリスマス装飾を、先日見に行ってきたので、写真をアップします。今年は企画展示「幽霊塔へようこそ展」に合わせて、クラシカルな色合いで表現されています。
『幽霊塔』の世界観と、作者である江戸川乱歩の生きた時代を参考に、明治・大正時代の木造屋敷で迎えるクリスマスをイメージしているのだとか。
2階のギャラリーコーナーでは、現在「ミステリーへようこそ展」と題して、ジブリ美術館おすすめのミステリ小説が紹介されています。江戸川乱歩の『幽霊塔』を始めとして、『灰色の女』など、昔の名作がずらり。乱歩の文脈で、ミステリ小説に入られる方は参考にしてみては如何でしょう。
こちらの展示は、2016年2月15日で終了となります。
今回は、というか、ここ数年はいつもそうなんですが、16時のチケットで入場しています。
でも、だいたい、15時半頃には入れてもらえます。入場者の調整をしているようなので、早めに入れるとは限らないんですけどね。
ロボット兵の頭上を、飛行機が飛んでいました。
サボイアでしょうか、それとも九試単線でしょうか。否、普通の旅客機ですね。
入口の照明も、クリスマス装飾で彩られています。
ワインレッドと、金・銅色の落ちついた色合いが良いですね。
ビビッドな装飾よりも好みです。
クリスマスツリーとジブリ美術館。
まだ明るいですけど、照明がついています。
パティオには、木で作られたトナカイがいました。
こちらも、クリスマス仕様。
大・小のトナカイがいます。親子のようですね。
展示をひと通り見て、屋上に上ったころには、だいぶ陽が落ちていました。
三日月と螺旋階段。
屋上から見た、エントランス。
いつも人がたくさんいますが、今はもう誰もいません。
完全に陽が落ちると、良い雰囲気が出てきます。
ヨーロッパのお屋敷でしょうか。
2階のステンドグラスも、照らし出されて、本来の持ち味を発揮しています。
昼間の明るいうちに行くのも良いですが、夜のジブリ美術館が大好きです。
それでは、また来年。
ジブリ美術館のクリスマス装飾は、12月27日(日)までです。