11月30日より始まっている、ジブリ美術館のクリスマス装飾を見に行ってきました。
毎年恒例となっているジブリの森のクリスマスも、今年で16回目となります。
今回は、木の実や松ぼっくりなどを使って、森の恵みをイメージしているそうです。
ジブリ美術館は、今年の5月9日から7月14日まで建物の修繕が行なわれましたので、リニューアルオープンしてから初めてのクリスマスです。建物も装飾も、とても綺麗になっています。
入口の装飾も綺麗に飾られています。木の実が、たくさんくっ付いていますね。
リニューアル後も、鉢植えにある油屋は健在です。
修繕作業のときに、蔦がだいぶ剥がれていましたけど、新しい芽が広がってきているのがわかります。しかし、全面覆うには、まだまだ時間がかかりそう。
窓には、トランスパレントという半透明の折り紙が、いたるところに飾られています。
『猫の恩返し』のSPが覗く窓にも貼られています。
トランスパレントは、ドイツや北欧などで生まれた、半透明の紙を重ねて太陽の光をとおす飾りです。窓辺に重ねると、透きとおって綺麗な色になります。
パティオにも電飾がすこしだけありました。大量に積まれた薪のなかには、デンデンムシがいます。
ちなみに、この薪は、カフェ「麦わらぼうし」に設置されたストーブで実際に使用されているんですよ。
塗り替えられた美術館をバックに、輝くクリスマスツリー。
屋上に行くと、彩り豊かな紅葉も見ることができます。装飾と紅葉と展示で、何重にも楽しめますね。
ついでに、トイレもとっても彩りにあふれています。
建物も植物も装飾も、すべてにおいて色の多い場所ですね。
美術館のリニューアル後、表の窓にパン種がくっつきました。いちばん右端には、タマゴ姫も。
リニューアルの際に屋上庭園は、ロボット兵の撮影がしやすいようにスペースが拡大されています。
それでも、すぐに人が集まってきてしまう、ジブリ美術館のアイドルです。
ラピュタの紋章も、もちろん健在。
奥へと進む道も、これまでのウッドチップから、ウッドデッキになっています。道も広くなって、歩きやすくなりました。
これまで、屋上庭園の奥は、ラピュタの要石があるだけでしたけども、今はレンガ造りの遺跡のようになっています。ベンチも設置されました。
線路があるので、ここはパズーとシータがオートモービルから逃げた、スラッグ渓谷なんだと思います。
トロッコ列車の、ぶっ飛んだ車輪がそのままになっています。
屋上には、池が作られていますが、まだ水グモは見当たりません。そのうち誕生することでしょう。
リニューアルで、屋上庭園にはイギリスの植物が植えられたそうです。スタッフの方に名前を聞きましたが、そこまではご存じなかったようです。その後、調べていませんけど、なんだか高山植物のようにも見えました。
一通り見終えると、もう暗くなり始めています。常夜灯も光が灯りました。
いい雰囲気ですね。
クリスマスツリーの光が反射していて、扉まで綺麗に。
まるで外国に来たようですね。三鷹市ですけど。
夜のロボット兵も、ライトアップされています。
昼間とは、また違う印象ですね。動き出したら、けっこう怖いかも。
屋上からの夜景も、このとおり光り輝ています。
現在、ジブリ美術館の企画展示では、「猫バスにのって ジブリの森へ」が開催されています。
2001年のオープンから、15年間にわたって開催された企画展の総集編として、これまでの企画展が一堂に集まっています。会期は、来年の5月まで。
それから、今回の企画展示は、総集編なのでパンフレットは制作されていません。購入目的で訪れても、販売していないのでご注意を!
ちなみに、今回のリニューアルで、入場時に配布されるリーフレットが新しくなりました。
左がこれまでのもので、右が刷新されたもの。
表紙はあまり変わっていませんが、中の紹介が新しくなっています。
三鷹の森ジブリ美術館 手づくりの力 カフェのごちそうメニュー編 ジブリ美術館の中島清文館長・佐藤成仁シェフのカフェ「麦わらぼうし」について語ります。 |