映画『風立ちぬ』が、あまりにも良かったので、堀辰雄の小説『風立ちぬ』も読んでみました。
もちろん、映画とは別ものなので、登場人物や物語の展開は違います。
小説の主人公は、堀越二郎ではなく、「私」として語られていていますし、航空技師でもありません。
ヒロインも菜穂子ではなく、「節子」となっています。
映画『風立ちぬ』が、あまりにも良かったので、堀辰雄の小説『風立ちぬ』も読んでみました。
もちろん、映画とは別ものなので、登場人物や物語の展開は違います。
小説の主人公は、堀越二郎ではなく、「私」として語られていていますし、航空技師でもありません。
ヒロインも菜穂子ではなく、「節子」となっています。
『風立ちぬ』特集の「アニメージュ」8月号と、宮崎駿と半藤一利の対談が掲載された「文藝春秋」8月号を買ってきました。
「アニメージュ」のほうは、ヒロインの菜穂子の声優をした滝本美織さんと、作画監督をした高坂希太郎さんのインタビューに加えて、完成報告会見のレポートの全文が掲載されています。
「文藝春秋」の対談は、宮崎駿監督が『風立ちぬ』を作成の経緯を掘り下げて語られています。また、戦時中の話を中心とした堀越二郎氏の逸話などなど、とても内容が濃くて、読み応えがあります。
それから、映画とはまったく関係のない、夏目漱石の話で大盛り上がりしていて面白いです。
宮崎駿監督の新作『風立ちぬ』の完成報告会見が行なわれました。
初号試写で初めて自身の作品で涙したという宮崎監督は「本当に情けないと思いました。みっともない監督でした」と自嘲。庵野氏は「宮さん、泣くんだ。初めて見ました。宮さんの涙を見られて幸せでした」といたずらっぽい眼差しを向け、「わかりますよ」と同じクリエイターとしての共感を示していた。
庵野秀明監督に続いて、『風立ちぬ』のキャストが追加発表されました。
ヒロインの里見菜穂子役は、瀧本美織さん。そのほかに、西島秀俊さん、西村雅彦さん、竹下景子さん、大竹しのぶさん、野村萬斎さん、志田未来さんなどが発表されています。
宮崎駿監督の最新作『風立ちぬ』の主人公、堀越二郎の声優を庵野秀明監督が務めることが発表されました。
両監督のタッグは1984年公開の『風の谷のナウシカ』で庵野氏が巨神兵シーンを描いて以来、30年ぶり。
ほとんど声優経験がないにもかかわらず、宮崎監督の要求に応えた庵野氏は「アフレコ2日目くらいから、宮崎さんがニコニコと、とても喜んでいる様子で。それだけでよかった」と振り返った。
宮崎駿監督の新作『風立ちぬ』の公開日が、7月20日であることがオフィシャルサイトで発表されました。
これまでに、各所に貼られた『風立ちぬ』のポスターに、鈴木敏夫プロデューサーの「大きな声じゃいえないけど公開は7月20日です」という書き込みがみられたことから、既にファンの間では周知されていましたが、ようやく公式の発表となりましたね。
楽しみに待ちましょう。
ジブリの新作『風立ちぬ』の主人公のモデルになったことで注目されている、“零戦”を設計した堀越二郎氏の残した資料約500点が、藤岡市の藤岡記念館で、この夏公開されます。
同館は「戦後、GHQ(連合国軍総司令部)によって日本の航空機の開発は禁じられ、機体や資料も没収された。堀越氏はいつか再び航空機を造れる日を夢見て、親族の蔵に隠した資料ではないか」と推察している。【奥山はるな】