明けましておめでとうございます。

毎年毎年、時の流れは早くなっていくもので、アッという間に2026年になってしまいました。
なんだかもう、SF作品のような西暦になってきましたね。昔は2000年近辺が舞台の作品も多く、すっかり現実が追い越してしまったようです。

AIの発展も目覚ましく、車の自動運転も技術的には可能になり、空飛ぶ車もあと一歩のところまで来ていて、子どもの頃に思い描いていた未来に近づいてきたように思いますが、世の中は良い方向に向かっているのかどうなのか。
思い返してみれば、宮﨑駿監督もSF作品をつくっていますが、素敵な未来という世界は描いていませんでしたね。
『未来少年コナン』では最終戦争により高度な文明は崩壊していますし、『風の谷のナウシカ』でも文明崩壊後の世界で、『On Your Mark』では地上は放射能にまみれた世界です。なんとも示唆的ですね。現実社会はどちらに向かっていくのでしょうか。

さてさて、昨年のジブリのトピックといったら、『もののけ姫』のリバイバル上映が盛り上がりましたね。
他の作品も、今後デジタルリマスター化していくそうなので、また劇場上映があるかもしれません。楽しみです。

今年は1月2日から『千と千尋の神隠し』が、9日には『かぐや姫の物語』が放送されますし、新年からジブリ尽くしとなっています。
2月には毎年恒例となっている調布シネマフェスティバルで、『となりのトトロ』が上映されます。

さらに、「『ジブリをうたう』コンサート その2」が3月に開催されますし、『もののけ姫』の歌舞伎が上演されます。
今年も楽しみが多いですね。

ではでは、今年もよろしくお願いいたします。

今年節目のジブリ作品

そして、今年節目を迎える高畑・宮﨑・ジブリ作品はこれだけあります。
今年もまた何か、周年グッズが登場するでしょうか。

『母をたずねて三千里』50周年
『じゃりン子チエ』45周年
『天空の城ラピュタ』40周年
『おもひでぽろぽろ』35周年
『千と千尋の神隠し』25周年
『くじらとり』25周年
『水グモもんもん』20周年
『やどさがし』20周年
『星をかった日』20周年
『ゲド戦記』20周年
『たからさがし』15周年
『コクリコ坂から』15周年
『レッドタートル ある島の物語』10周年