12月になりました。
ということで、「ジブリ汗まみれ」の公式Twitter(@renga_ya)でツイートされている、ジブリのスタッフさんや鈴木敏夫プロデューサーが観ている映画と読んでいる本の11月分を勝手にまとめてみました。
鈴木さんの勧める映画の見方と合わせてどうぞ。

最近の流行りものを一切観ていないのが、ジブリらしいですよね。つぶやかれていないだけかな?



れんが屋で観ている映画と読んでる本

11月1日
散歩から帰ってきた若者が小室直樹『日本人のためのイスラム原論』を読んでいます。イスラムの「倫理観」について具体的に知りたいようです。

11月2日
れんが屋では若者がビリー・ワイルダー「情婦」(1957)を見ています。このとき55歳のマレーネ・ディートリヒが、とても美しいんですよね。

11月3日
れんが屋には朝からかわぐちかいじ『沈黙の艦隊』を読んでいる若者がいます。おはようございます。

れんが屋では休日を活かして若者が小林正樹「人間の條件」(1959~61)を見ています。いま、第五部に差し掛かったところです。

鈴木さんもいっしょに「人間の條件 第六部」(1961)を見ていました。小林正樹「日本の青春」(1968)を若者に勧めています。

ジブリの若者が鈴木さんのお母さんのもとへ出かけました。今晩は「刑事コロンボ64話 忘れられたスター」を見るようです。

11月4日
ジブリの男の子ととある会社のひとがれんが屋へやってきました。毎週金曜にふたりは明け方まで映画やドラマを見ています。今晩は「男女七人秋物語」(1987)を見るようです。明石家さんまさんと大竹しのぶさんのやり取りが、素敵なんですよね。

若者が山下耕作「山口組三代目」(1973)を見始めました。こんな映画がつくられていたのですね。

11月5日
れんが屋では若者が加藤泰「江戸川乱歩の陰獣」(1977)を見ています。

若者が小沢茂弘「三代目襲名」(1974)を見ています。「山口組三代目」の続編ですね。

11月6日
れんが屋ではジブリの男の子がバスター・キートン「キートンのハイ・サイン」(1921)を見ています。からくり屋敷のドタバタがよく出来ているんですよね。

11月7日
れんが屋では若者が山田太一脚本「ふぞろいの林檎たち」(1983)を見ています。

11月9日
若者が鈴木さんのお母さんと『刑事コロンボ』を見ています。今晩は「別れのワイン」という回です。殺しの秘密をだしに結婚を迫られた犯人が「刑務所は結婚生活よりも自由かも知れないね」というんですよね。

11月10日
れんが屋では若者が牧野雅弘「次郎長三国志第八部」(1954)を見ています。明日、れんが屋にて「次郎長三国志」好きによる収録があるので、そのための予習だそうです。

11月12日
れんが屋ではとある会社のひととジブリの若者が森一生「忠直卿行状記」(1960)を見ています。若者は疲れているのか、すやすや寝てしまっています。

11月13日
れんが屋で若者が「ライムライト」(1952)を観ていると鈴木さんがやって来ました。録画した今晩の野球の試合を見ていて、あと2回だそうです。

れんが屋ではチャールズ・チャップリン「ニューヨークの王様」(1957)が上映されています。チャップリンの劇場映画、最後の主演作品ですね。

11月14日
れんが屋では若者が「NHKスペシャル 未解決事件 file.01 グリコ・森永事件」の第一部を見ています。

11月15日
とある会社の人がれんが屋にやってきました。若者といっしょにドラマ「男女七人秋物語」(1987)を2話から見ていくようです。

11月16日
れんが屋では若者が馬場康夫「私をスキーに連れてって」(1987)を見ています。どうしたのでしょう。

11月17日
れんが屋の明かりが消えました。おやすみなさい。今晩は「男女7人秋物語」を上映していました。

11月18日
れんが屋では若者がマイケル・カーテイス監督「カサブランカ」(1942)を見ています。ハンフリー・ボガードがカッコイイんですよね。

11月22日
れんが屋では若者がとある会社のひととドラマを見ています。「男女7人秋物語」です。

11月24日
れんが屋では若者が11月12日(土) にNHK・BSプレミアムで放送された「しあわせのカタチ~脚本家・木皿泉 創作の“世界”~」を見始めました。彼は木皿泉さんの脚本の大ファンとのこと。

11月26日
れんが屋では若者が黒澤明「生きる」(1952)を見始めました。

11月29日
れんが屋では若者が國分功一郎『暇と退屈の倫理学』を読んでいます。

 

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