近藤喜文監督の『耳をすませば』で、天沢聖司の声優を務めた高橋一生さんが、NHK「スタジオパークからこんにちは」に出演。声優に本格挑戦することとなった、『耳をすませば』の収録秘話を明かしました。
高橋さんが声優を務めることになった経緯は、児童劇団からジブリ作品の声優オーディションを勧められたのがきっかけだったという。
「耳をすませば」の高橋扮する天沢聖司がバイオリンについて語る場面のビデオが流れると、現在よりも幼い高橋の声に、司会の伊藤雅彦アナウンサーは「さすがに、まだ声が若いですね」と感想を漏らした。
すると、高橋は「ちょうど、この1週間後くらいにですね、僕、声がガラガラし始めて。2週間後ぐらいにもう、この(現在の)声になってました。本当にギリギリだったんです」と「耳をすませば」の聖司の声は、高橋の声変わり直前に収録できたものだと告白した。
「耳をすませば」は、高橋の変声前の声を残した最後の作品となったようだが、高橋はこの現場をきっかけに、本格的な俳優の道を志すことになったという。
ペーパークラフト『耳をすませば』地球屋 『耳をすませば』で舞台となった『アトリエ地球屋』。小高い丘に建つレンガ色の壁、腰折れ屋根の可愛いお店です。お庭や小物も充実し何といっても、裏側の地下室のバルコニーまで再現できます。 |