「三鷹の森ジブリ美術館」には、『天空の城ラピュタ』に登場するロボット兵の5メートル大のオブジェや、子供が実際に乗ることのできる『となりのトトロ』のネコバスの大きなぬいぐるみ、、作品のインスピレーション源となった飛行機模型やスケッチが所狭しと飾られた展示部屋など、思わず童心に帰ってしまう見どころがたくさん。そんなジブリ美術館ですが、併設のカフェ「麦わらぼうし」では、大人になったからこそ楽しめる限定商品が提供されています。
それは、ラベルに「風の谷のビール」と描かれた「ビン麦酒」(600円)。ジブリの世界観を詰め込んだオリジナルイラストのラベルが人気の秘密です。イラストはこれまでに何度か変更されており、初代から集めているコレクターもいるのだとか。『風の谷のナウシカ』をイメージさせる商品名ですが、ラベルの背景には富士山が。実はこの「風の谷のビール」は、富士山を望む静岡・伊豆にある「酪農王国 オラッチェ牧場」の地ビール工場で作られているもの。工場や通信販売で購入でき、味そのものに変わりはないものの、ジブリオリジナルラベルに出会えるのは美術館のカフェだけとなっています。
子供の頃に見たジブリ作品が、大人になるといっそう深く楽しめるように、美術館を訪れた際はぜひ、「風の谷のビール」を堪能してみてはいかがでしょうか。