ジブリ美術館では、毎年12月には館内がクリスマス装飾に彩られます。
毎年それぞれのテーマに合わせて、様々なオーナメントやイルミネーションが灯され、クリスマスならではの飾りつけが行なわれ、人気となっているのですが、今年はオープン以来初となる、11月・12月のメンテナンス休館となってしまいました。
今年はコロナ禍ということもあり、感染者が急増する11月・12月の混雑を避けるため、メンテナンス休館をこの時期に合わせたものと思われます。
そのため、毎年恒例となっているジブリ美術館のクリスマス装飾が、今年だけ見れなくなってしまいました。
ということで、2014年から2019年までのクリスマス装飾をまとめてお届けします。過去のクリスマスをお楽しみください。
2014年
2014年の企画展示は『クルミわり人形とネズミの王さま展 ~メルヘンのたからもの~』が開催され、このときは展示内容と合わせたクリスマス装飾が行なわれました。
2015年
2015年の企画展示は『幽霊塔へようこそ展」が開催され、小説『幽霊塔』の世界観に合わせた、明治・大正時代の木造屋敷で迎えるクリスマスがイメージされました。クラシカルな色合いで表現されています。
2016年
2016年は、木の実や、松ぼっくりなどを使用した、森の恵みをイメージしたクリスマス装飾となりました。
この年は、トランスパレントと呼ばれるドイツや北欧などで生まれた、半透明の紙を重ねて太陽の光をとおす飾りが、窓にたくさんついていました。
2017年
2017年の企画展示は『食べるを描く。』を開催。クリスマス飾りも、食卓に彩を添えるお菓子のような装飾となりました。
2018年
これまでずっとサンクンテラスに大きなツリーが置かれていたんですけど、2018年からは美術館の入口にツリーが置かれるようになりました。だいぶミニサイズとなっています。
2019年
2019年は「待ち遠しいね、クリスマス。」というテーマで装飾されました。
ヨーロッパでは、クリスマスにたくさんのワゴンが軒を連ねて、大きなクリスマスマーケットが開かれることから、そんなマーケットの賑やかな雰囲気が出るような装飾が意識されています。