アニメーション映画監督の新海誠さんが、米「Variety」誌が選ぶ「2016年に注目すべきアニメーター10人」の1人に、日本人で初めて選ばれました。
新海監督は、アニメーターではありませんが、アニメーション制作者ということで受賞となったようです。
これを受けて新海監督は、「100年以上もの歴史のある米エンタテインメント誌Varietyの『注目すべきアニメーター10人』に選出いただけたとのこと、とてもうれしく思います。僕個人は非力な作り手ですし、日本製エンタメの凋落というような言説も囁かれる昨今でもありますが、心強いスタッフたちとともに僕たちなりに高く遠くを見つめ、国内外に誇れる作品作りをしていきたいと思っています。素敵な賞を、ほんとうにありがとうございました」とコメント。
昨年の「注目すべきアニメーター10人」には、『トイ・ストーリー4』の共同監督ジョシュ・クーリーらが選ばれ、また特別賞として、ピクサーの創業者 エド・キャットムルやジョン・ラセターが「Creative Impact in Animation」を受賞しています。
これまで、ディズニー、ピクサー、ドリームワークスなど、アメリカのアニメーション業界のスタッフばかりが選出されてきた中で、日本人として初めて新海監督が選ばれました。