7月29日に公開される『シン・ゴジラ』の完成報告会見が都内で開催され、庵野秀明総監督が登壇しました。
庵野総監督は「『シン・ゴジラ』に救われました」と語り、本作が大きなターニングポイントになったことを明かしました。
庵野総監督は冒頭、「ゴジラファン、特撮ファン、そして日本映画が好きな方に満足してもらえるものができたと思う」とあいさつしました。
体調の問題で『エヴァンゲリオン』シリーズの製作を中断していた庵野総監督は「ファンの方には深くおわびしたい。魂を削るようにして3本のエヴァ作品を製作し、削り切って何も作れないところまで追い込まれてしまった。そんな時に、『シン・ゴジラ』の話をもらいました。一度お断りしたんですが、最終的にこの作品に救われました。そのおかげで、ここにいる。これで『エヴァンゲリオン』という作品をこれからも作り続けることができると思います」と語りました。
また、本日『シン・ゴジラ』の予告編第2弾が公開され、118.5mの巨体を持つゴジラが街を破壊する様子や、自衛隊がゴジラを銃撃するシーンなどが映し出されています。
この予告編は、庵野秀明総監督が自ら構成・編集を手がけたとのこと。
『シン・ゴジラ』は、7月29日より全国公開されます。
ジ・アート・オブ・シン・ゴジラ 『シン・ゴジラ』の詳細全記録集が、豪華ハードカバー上製本で発売 |