細田守監督の最新作『竜とそばかすの姫』が、第74回カンヌ国際映画祭に新設された「カンヌ・プルミエール部門」に選出されたことが発表されました。
カンヌ・プルミエールは、これまでの作品が高く評価された監督たちの新作を集めた部門となります。
選ばれた13本の作品中、日本の映画は『竜とそばかすの姫』のみです。
細田監督は「前作『未来のミライ』がカンヌ国際映画祭・監督週間に選ばれたことに続き、今回『竜とそばかすの姫』がオフィシャル・セレクション『プルミエール部門』に選ばれたことをとても光栄に思います」と喜び、「アニメーション映画がカンヌ国際映画祭に選ばれること自体が極めて稀なことであり、今回の選出が、これから変化していく新しい映画の価値を観客に指し示す兆しと思います。コロナ禍の中で一時途絶えていた映画文化が再び復活する姿を、共にカンヌの地で祝い、感じたいと思います」とコメントを寄せました。
細田監督は、現地時間15日にワールドプレミアに出席の予定です。