『この世界の片隅に』のアニメーション映画化を記念した、「マンガとアニメで見る こうの史代『この世界の片隅に』展」が7月23日(土)より、呉市立美術館で開催されます。
『この世界の片隅に』は、漫画家のこうの史代さんにより2007年から2009年まで連載された人気漫画。2011年にはテレビドラマ化もされました。
アニメーション化においては、約4年前より片渕須直監督によって準備が進められてきました。
本格的にフィルムの制作を始めるにあたり、スタッフの確保やパイロットフィルムの制作に賄う資金を調達する目的で、クラウドファンディングにて資金調達を敢行しました。
当初目標としていた金額を大きく上回る181%の達成率となり、アニメーション映画化が決定。今秋10月の公開を予定しています。
本展では、こうの史代さんのマンガ原画を約450点をはじめ、取材ノートや写真資料を展示。アニメからは原画、キャラクターデザイン、レイアウト、背景美術など、片渕須直監督の世界を彩る貴重な資料が出品されます。
同作で監督を務めた片渕須直さんは、スタジオジブリの『魔女の宅急便』では当初監督として準備班を指揮した後、宮崎駿監督の現場復帰に伴い、演出補を担当しています。
マンガとアニメで見る こうの史代『この世界の片隅に』展
会期:2016年7月23日(土)~11月3日(木・祝)
時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館:火曜(11/1(火)は開館)
料金:一般1000円/大学生600円/高校生以下無料
この世界の片隅に(前編) こうの史代が描く、戦中の広島県の軍都、呉を舞台にした家族ドラマ。 |