新海誠監督の大ヒット作品『君の名は。』が、ハリウッドで実写映画化されることが発表されました。
米パラマウント・ピクチャーズと映画『スター・ウォーズ』シリーズを手掛けるJ・J・エイブラムスの制作会社バッド・ロボットが実写映画化権を獲得しています。
エイブラムスもプロデューサーに名を連ねる一大プロジェクトの実現に、新海監督は「『君の名は。』は、日本に暮らす僕たちのローカルな想像力、ドメスティックな技術で組み立てた映画です。そういう作品がハリウッドと交わることで、もしかしたら新しい可能性のようなものを見せてもらえるのかもしれない──そんな期待をしながら、完成を楽しみに待っています」と語っています。
川村元気プロデューサーは「数々の名作を現代的なセンスで生まれ変わらせてきたJJエイブラムスさん。『君の名は。』をハリウッドで実写映画として生まれ変わらせるのにあたりJJエイブラムスさんと彼のチーム以上のクリエーターはいないと思います。また脚本のエリック・ハイセラーさんが書いた『メッセージ』はここ数年で見たSF映画のなかで最も心を動かされたものでした。SFとラブストーリーが融合してクライマックスへと突き進む『君の名は。』を、エリックさんならば最高なかたちで表現してくれると確信しています」とコメントしました。