倉敷市立美術館で現在、「日本のアニメーション美術の創造者 山本二三展」が開催されています。
倉敷市50周年記念事業の一環で開催された同イベント。『天空の城ラピュタ』『火垂るの墓』『もののけ姫』など、多くのジブリ作品で美術監督を務めてきた山本二三さんの作品が、約220点にわたり展示されています。
展示物は、実際にアニメーション作品で使われた背景画、作品の準備段階で世界観に基づいて描かれたイメージボードなど。山本さんが、今年春に倉敷市内を取材し、描かれた風景画の「倉敷 記念日通り」も展示されています。
一部の背景画は、本来トリミングされて見えない「バレ」と呼ばれる周辺部分まで見えるように展示しており、山本さんの筆のタッチを見ることができます。
「倉敷市」50周年記念事業
山本二三展
会期:2017年9月23日(土)~11月26日(日)
時間:9:00~17:15
休館:月曜日
山本二三 風景を描く 山本二三が描くリアルな風景描写が、どのように生まれるのかわかる一冊です。 |