スタジオジブリ作品で美術監督として活躍した山本二三さんの個展「日本アニメーション美術の創造者 山本二三展」が、鳥取市歴史博物館やまびこ館で4月10日(土)~5月9日(日)まで開催されます。
本展は、二三さんが描いたジブリ作品を始めとするアニメーションの背景画、スケッチ、イメージボードなど、初期から代表作まで約230点を一堂に公開されます。
本展開催に合わせて、二三さんはご当地作品「鳥取東照宮と麒麟(きりん)獅子舞」を描き下ろしています。悪疫退散、無病息災を願う麒麟獅子舞に、コロナ収束への思いが込められました。
二三さんは「麒麟は特別な霊獣。いつか描いてみたかった」と制作をふり返り、「麒麟獅子舞の伝統と歴史、関わる人々の日々の営みにはせる思いが自分の中で結実した」とコメントを寄せています。
ご当地作品はポストカードにもなっており、会期中は同展売店で限定販売されます。
日本アニメーション美術の創造者
山本二三展
期間:2021年4月10日(土)~5月9日(日)
時間:9:00~17:00(最終入館16:30)
会場:鳥取市歴史博物館 特別展示室
料金:一般・大学生1,000円(前売 800円)/中学・高校生800円(同600円)
山本二三百景 山本二三の集大成となる愛蔵版の画集 |