2011年に東京で初演された、劇団わらび座のミュージカル『おもひでぽろぽろ』が全国巡回されています。
OL生活に疲れたタエ子の前に現れた小学5年生の自分。導かれるように山形の農村を訪れたタエ子は、自然や人々との触れ合いを通して再生していく。
伝統芸能をモチーフとした獅子舞や和太鼓なども盛り込まれた本格ミュージカル。東日本大震災からの東北復興を支援する公演になる。
出演者の一人で、県出身の金城翔子は「お客さんを見送る時に、『元気になった』『良かった』と言われ離してもらえないこともあった」と手応えを語り、来場を呼び掛けている。
金城はタエ子が身を寄せる武藤家の肝っ玉母さん、キヨ子にふんする。「水彩画のような作品の中で、明るく笑わせたりする役割。うそっぽくならないように演じたい」と抱負を話した。
公演時間などは次の通り。
3月8日午後6時30分沖縄市民会館、9日午後3時宜野座村がらまんホール、10日午後1時、5時那覇市民会館。入場料は一般2500円、高校生以下1500円。
わらび座ミュージカル『おもひでぽろぽろ』PV