イギリスで舞台化された『となりのトトロ』が、演劇賞「ローレンス・オリヴィエ賞」で最優秀作品賞、演出賞、衣装デザイン賞、最優秀舞台美術賞、照明デザイン賞、音響デザイン賞の最多6部門を受賞しました。
本舞台は、昨年10月から今年の1月までイギリス・ロンドン上演されていました。また、初演と同じく、ロンドンのバービカン劇場で11月から来年3月まで再演されることも決まっています。
『となりのトトロ』の舞台化は、久石譲さんの提案によるもので、それを宮崎駿監督が快諾したことで本プロジェクトは始まりました。
久石さんがエグゼクティブ・プロデューサーを務め、イギリスの名門演劇カンパニー、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーと日本テレビの共同製作により舞台化されています。
鈴木敏夫さんは「ぼくらが信頼する久石譲さんがプロデューサーであること。これを条件に、宮崎とぼくは舞台化のOKを出しました。『トトロ』を深く理解し、新たな命を吹き込んでくれたRSC、そのキャスト、スタッフの皆さん一丸となっての受賞、本当にうれしいです」と喜びのコメントを寄せています。