所沢市と入間市、東京都にまたがる狭山丘陵の貴重な自然を守るために立ち上げられた、ナショナル・トラスト運動の「トトロのふるさと基金」の活動がこの度、30周年を迎えました。
これまでに、9億5200万円余りの寄付金が集まり、買い取って保全した「トトロの森」は51カ所、計9万5598平方メートルにのぼります。
同基金は1990年4月に「トトロのふるさと基金委員会」として設立。1991年8月に「トトロの森1号地」取得し、開発計画が迫っていた所沢市上山口の雑木林を、地権者の協力のもと購入されました。
これを機に、周囲の土地約6haの雑木林を埼玉県と所沢市が購入し、「いきものふれあいの里スポット2」として保全されることになりました。
現在は公益財団法人となった同基金の荻野豊専務理事は「次世代、さらにその次の世代に良い自然を残していきたい」と決意を新たにしています。
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あっ、トトロの森だ! 「トトロの森」狭山丘陵ナショナルトラスト運動の600日。 |
