鈴木敏夫プロデューサーが、スパイク・ジョーンズ監督の4年ぶりの最新作「her/世界でひとつの彼女」に直筆のメッセージを寄せていることが22日、明らかになった。映画は人とAI(人工知能)の恋を描くラブストーリーで、直筆のメッセージには完成作を見た鈴木プロデューサーの思いがつづられている。鈴木プロデューサーは、映画の公開に先駆けて来日するジョーンズ監督とともに29日に東京都内で開催されるイベントに登壇する。



映画の舞台は、そう遠くない未来のロサンゼルス。ある日、主人公のセオドアが最新型のAI型OSを起動させると、画面の奥から明るい女性の声が聞こえてくる。彼女は“サマンサ”という名前で、AIだけどユーモラスで、純真で、セクシーで、誰より人間らしく、セオドアはサマンサとすぐに仲良くなる。ありえないはずの恋だったが、親友からの後押しもあり、セオドアは恋人としてサマンサと真剣に向き合うことを決意。しかし、感情的で繊細なサマンサはセオドアを次第に翻弄するようになり……というストーリー。