イギリスの老舗演劇賞「WHATS ON STAGE AWARDS」の授賞式がロンドンで開催され、舞台『千と千尋の神隠し』が「Award for BEST NEW PLAY」(最優秀新作演劇賞)を受賞しました。
昨年暮れにノミネートが発表されており、舞台『千と千尋の神隠し』は、「Awards for BEST NEW PLAY」のほか、「BEST SUPPORTING PERFORMER」、「BEST SET DESIGN」、「BEST COSTUME DESIGN」、「BEST WIG,HAIR AND MAKEUP DESIGN」でノミネートされていました。
授賞式には、翻案・演出のジョン・ケアード氏が登壇。妻で共同翻案の今井麻緒子やカンパニーに感謝を述べ、「日本とイギリスのコラボレーションにより、作品を作れて嬉しいです。イーストエンド(世界の極東)から、(ロンドンの)ウェストエンドへ作品を持ってくるのは大変な苦労がありました。ただ、すべてにおける、本当のマジシャンはスタジオジブリの宮崎駿さんです。彼の素晴らしい映画は、私たち全員に多大なるインスピレーションを与えてくれました。駿さん、本当に有難うございます」と感謝を述べました。