『世界名作劇場』シリーズやスタジオジブリ作品で作画監督を務めてきたアニメータ一の佐藤好春さんが描いた「スローブレッド」のアニメCM10年分の物語が、同社のサイトにて一挙公開されています。このアニメCMは、「スローブレッド」の宣伝として九州限定で放映されたものですが、全国に熱狂的なファンを持つ作品となりました。
佐藤好春さんは『世界名作劇場』シリーズのキャラクターデザイン・作画監督を始め、スタジオジブリ作品に数多く参加しているほか『となりのトトロ』と『おもひでぽろぽろ』では作画監督を務めました。日本の代表的なアニメータ一の1人と数えられています。「スローブレッド」アニメCMには、2007年の商品販売以来、10年以上に亘って参加しています。
今回、「物語の全容を知りたい」というファンの声に応え、10周年の節目をきっかけにこれまでのストーリーを全編再構成されました。10年間のCMの中で、主人公・カシスは16歳から26歳にリアルタイムで成長しています。
10年分の軌跡が詰まった「カシスとアルルの物語」は、「スローブレッド」公式サイトにて公開中。ぜひ、ご覧ください。
佐藤好春と考えるキャラクターとアニメーションの描き方 「アニメーションの制作」の手法や考え方をわかりやすく解説します。 |