スケッチトラベル宮崎駿や松本大洋などが参加した、旅するスケッチブックと話題になった「スケッチトラベル」のイラスト展が開催されます。
会期中に、寺田克也、上杉忠弘、堤大介によるトークショーや、ワークショップが行なわれるようです。



アニメ、マンガ、イラスト、絵本の各界を代表する国内外のアーティスト71人が参加したイラスト展「スケッチトラベル」が、3月7日より京都国際マンガミュージアムで開催される。米アニメーションスタジオ・ピクサーで活躍する日本人アニメーター堤大介をはじめ、宮崎駿や松本大洋ら多彩なクリエイターのイラスト(複製原画)が並ぶ。会期は6月2日まで。

イラスト展「スケッチトラベル」は、日本人アニメーター堤大介とフランス人アニメーター・ジェラルド・ ゲルレ氏のアイデアでスタートした「スケッチトラベル」プロジェクトによる展覧会。同プロジェクトは、1アーティストが1ページを描いた後に別のアーティスに手渡すというルールで、2006年から2011年の4年半をかけて12カ国、総勢71名のアーティストを繋いだ。プロジェクト中には、1冊のスケッチブックを介して国境を越えた作家同士の友情と遊び心による奇跡の競演が実現したということで、各国メディアの注目を集めたという。

同展のポスターを手がけたのは同プロジェクトにも参加した清水裕子。2009年に「ニューズウィーク・ジャパン」誌の「世界が尊敬する日本人100人」の1人に選出されたイラストレーターだ。この他、日本からはイラストレーター寺田克也やアニメーター森本晃司ら、海外からはジェームス・ジーンやニコラ・ド・クレシー、カルロス・ニーネらが参加。全71点のイラスト展示に加え、会期中は参加クリエイターらによるトークショーなども予定されている。

 

スケッチトラベル展

会場:京都国際マンガミュージアム2階 ギャラリー6 ほか館内各所 (京都市中京区烏丸通御池上る)
開催期間:平成25年3月7日(木)〜6月2日(日) 午前10時~午後6時(ただし,3月20日(水),5月1日(水)は除く。)
休館日:毎週水曜日及び3月21日(木)