『おもひでぽろぽろ』の舞台となった山形市高瀬地区。ベニバナ農家のモデルとなった故井上市郎さんを追悼しようと、高瀬地区振興会などが、26日に仙台市で『おもひでぽろぽろ』の上映会を開催します。さらに、7月9日・10日に開催される「山形紅花まつり」に合わせ、井上さん宅に保管されているセル画が、山形市高瀬紅花ふれあいセンターで公開されます。
映画の上映、セル画の展示ともに、ジブリから使用許可が初めて下り、地元は喜びに沸いています。
市郎さんとトメノさん夫妻は1990年7月、高畑勲監督らがスケッチや録音に訪れた際、撮影拠点として自宅や山小屋を貸し出した。ジブリは滞在のお礼に、通常は映画の完成後に廃棄するというセル画33点を贈りました。
初めて一般公開するセル画展は、27日から7月10日までで、時間は9:00~16:00。セル画は、花が咲き誇るベニバナ畑、高瀬地区の集落を忠実に再現した風景など。
「山形まるごと館紅の蔵」では、ジブリから提供された『おもひでぽろぽろ』のパネル16点が7月18日まで展示されます。
企画展示「紅花と『おもひでぽろぽろ』パネル展」
日程:2016年6月2日(木)~7月18日(月・祝)
時間:10:00~18:00
場所:山形まるごと館 紅の蔵 「街なか情報館」
入場:無料
『おもひでぽろぽろ』Blu-ray 本編に加え映像特典に、絵コンテ(本編映像とのピクチャー・イン・ピクチャー)、アフレコ台本、Making of おもひでぽろぽろ、予告編集を収録。 |