82歳で亡くなった、高畑勲監督をしのび、『おもひでぽろぽろ』の舞台となった山形市高瀬地区の住民たちが7月14日に、高瀬紅花ふれあいセンターで同作の上映会を開催します。
スタジオジブリの協力を得て、有志による実行委員会が主催しています。メンバーは「手作りの企画で高畑さんを追悼したい」と話しています。
上映会では当時、ロケハンの案内役を務めた山形市の映画パーソナリティー荒井幸博さんがゲスト出演し、当時の話を披露する予定となっています。
また、高瀬地区などの紅花畑の景観は、5月に日本遺産に認定された「山寺が支えた紅花文化」の構成文化財の一つでもあります。
実行委メンバーで、高瀬地区振興会会長は「高畑さんの思いを受け継ぎ、地域の魅力を再発見するきっかけになればいい。紅花畑が見頃を迎える時季、物語とともに今に残る景観を味わってほしい」と語りました。
第7回 高瀬映画特別上映会
『おもひでぽろぽろ』~高畑勲監督 追悼~
日程:2018年7月14日(土)
場所:高瀬紅花ふれあいセンター 多目的ホール(各回150席)
上映:9:30~12:00、13:30~16:00、17:30~20:00(各回30分前に開場)